2024年 01月 30日
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ノート PC の素晴らしいところは、いつでもどこでも仕事や学習を続けられる機動性です。一方、ノート PC の弱点もその機動性にあります。簡単に盗まれてしまうのです。企業や団体は増加するモバイルワーカーにノート PC を提供し、学校がすべての生徒に個人用デバイスを提供する中で、ノート PC が紛失したり盗難されたりすればコスト上での懸念点となっています。しかし、デバイスのコストよりも重要なのは、デバイス上にあるデータの価値です。
アブソリュートのお客様は、アブソリュート調査チームとご契約いただくことで、紛失/盗難に遭ったノート PC の回収を支援するリソースとして、アブソリュートをご利用いただくことができます。北米に所在するアブソリュート調査チームは、盗まれた資産の状況を把握し、回収するための訓練を受けた元警察官で構成されています。ファームウェアに内蔵されたアブソリュートのパーシステンス・テクノロジーを活用することで、エンドポイント、アプリケーショ ン、ネットワーク接続にインテリジェントかつ動的に可視化、制御、自己回復機能を適用する恒久的なデジタル・テザーが実現します。紛失や盗難に備える企業や団体は、パーシステンス・テクノロジーに期待を寄せています。
アブソリュートを導入していれば、デバイスがどこにあろうと、それが悪意を持った人物の手に渡った場合、迅速にリモートでデバイスをロック、フリーズ、ワイプすることが可能です。この能力は、組織全体のサイバーレジリエンスの重要な要素であると言えます。
チームの最近の世界的な回収例を紹介します。
米国ジョージア州アトランタにある政府機関の職員が車上荒らしの被害に遭い、1台のノート PC が盗まれました。アブソリュートの調査員は通知を受けてすぐに仕事に取り掛かりました。フォレンジック・ツールを使って、この PC の新しいユーザーが、ソーシャル・メディアを利用してノート PC を購入し、ある受刑者の刑務所口座入金していたことがわかりました。オンライン・ショッピングで使用された配送先住所は、フォレンジック・ツールで裏付けされた情報を含めて捜査当局に提供されました。地元の警察と連絡を取ったところ、ノート PC の所在場所は変わり、使用者も変わっていることが明らかになりました。捜査当局は新しい利用者の情報を入手し、以前同じ住居に住んでいた人物であることを突き止め、その情報を刑事に提供しました。警察はこの新しいユーザーからデバイスを確保し、政府機関に返却しました。
米国ルイジアナ州バトン・ルージュ郊外の学校では、生徒がデバイスを支給され、学年度末に返却することになっています。ある生徒は、学校が端末を取り戻すためにあらゆる手段を講じたにもかかわらず、端末を返却しませんでした。アブソリュートの調査チームに通報され、フォレンジック・ツールによって、このデバイスが学校ネットワーク外の何者かによって使用されていることが判明しました。学校関係者が生徒に話を聞いたところ、その生徒はデバイスの所持も、証明書の共有も否定しました。さらに調査を続けると、アブソリュートの捜査官はそれが生徒の家の中で使われていることを突き止めました。そうなると、学校が取るべき次のステップは警察への通報です。校長は再び生徒に電話をかけ、家族に今後の方針を伝えました。その結果、生徒と家族はノート PC を学校に返却しました。
米国インディアナ州の住宅建設会社の事務所からノート PC が盗まれました。この情報はアブソリュートの調査チームに報告され、その後まもなく、新しいユーザーによってデバイスが起動されたことが突き止められました。このユーザーはアマゾンで商品を購入し、明細をもらい、オンラインバンキングを利用していました。しかし、帯域幅が限られていることと、新しいユーザーが少し離れたところにいることから、インディアナ州の刑事は、すぐにデバイスを回収しに行くことはできませんでした。そこでアブソリュートは、新しいユーザーに対して、デバイスを地元当局に返却する必要があるというメッセージを PC を介して送り、それとともに、デバイスのフリーズを実施することを提案しました。ノート PC はフリーズされて使用不能になり、新しい使用者はそのデバイスを警察署に届け、警察署はすぐにそのデバイスを建設会社に返却しました。
アブソリュート調査チームは、15 年以上にわたって、盗難にあったデバイスの回収を支援してきました。元警察官やその他の専門家で構成される同チームは、フォレンジック・ツールと技術を使用して、大量にあるデバイスの位置を特定し、安全に回収する支援をします。詳しくはアブソリュートにお問合せ下さい。[email protected]
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